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【医師監修】気になる体臭を改善しよう!種類別の原因と対策について解説

   

【医師監修】気になる体臭を改善しよう!種類別の原因と対策について解説

ふとしたときに、自分の体臭が気になったという経験はありませんか?

嫌な体臭を発生させないためには、汗をかきやすい季節だけでなく、年間を通してのにおい対策が必要です。

この記事では、体臭の種類と原因、食べ物との関係性や、今すぐにでもできる体臭対策の具体的な方法について解説します。

体臭の種類と原因

体臭の種類と原因

体臭にはいくつかの種類があり、それぞれにおいが発生する部位や原因が異なります。

まずは、体臭と呼ばれるにおいの種類、それぞれの原因を見ていきましょう。

汗臭

暑いときやスポーツ中などに体温を調節するために出る汗は、「エクリン腺」と呼ばれる汗腺から分泌されます。

エクリン腺は全身の至る所にある汗腺なので、汗臭は全身のどこからでも発生する可能性があります。

エクリン腺から分泌される汗自体ににおいはありませんが、かいた汗をそのまま放置しておくと菌が繁殖し、これがいわゆる「汗くささ」の原因となるのです。

ワキガ臭

ワキガ臭の原因となるのは、「アポクリン腺」と呼ばれる汗腺から分泌される汗です。

アポクリン腺は、ワキやデリケートゾーンなど限られた部位にのみ存在する汗腺で、ストレスや緊張などの精神的な刺激によって汗を分泌します。

アポクリン腺から分泌される汗自体に強いにおいはありませんが、分泌された汗が皮膚の表面の常在菌によって分解されることで、ワキガ臭が発生するのです。

ワキガ臭の特徴は人ぞれぞれですが、主に、硫黄臭・カレースパイス臭・カビのような脂肪酸臭の3つに分類されると言われています。

または、この3種類が混ざったにおいになるケースもあります。

足のにおい

足は、1日でコップ1杯分程度の汗をかくと言われているうえ、高温多湿なので、菌が繁殖しやすい環境になることが多いです。

増殖した菌が、足にたまりやすい皮脂や角質、汗の中の栄養成分を分解することで「イソ吉草酸」が生成され、においの原因となります。

また、菌が繁殖しやすい環境を作りやすくしてしまっている要因として、毎日同じ靴を履くという習慣も挙げられます。

加齢臭

50代半ば以降から本格化すると言われている加齢臭は、「ノネナール」と呼ばれる物質が原因で発生するにおいです。

ノネナールは、年齢とともに皮脂に増加する脂肪酸や過酸化脂質が、常在菌によって分解されたり、空気に触れて酸化することで生成されます。

特に、胸や背中などの体幹部を中心に、油と青臭さが混ざったようなモワっとしたにおいが発生します。

「加齢臭はまだまだ先」と思っている方もいるかもしれませんが、糖質や脂質を摂りすぎることによって、20代でも加齢臭が発生する可能性があるので注意しましょう。

また、加齢臭と似たもので、30代半ば〜50代半ばに出やすい「ミドル脂臭」もあります。

ミドル脂臭は、汗の中の乳酸が常在菌に分解されることによって発生する「ジアセチル」と、皮脂腺から出る中鎖脂肪酸が混ざることで生まれます。

後頭部・頭頂部・うなじから、使い古した油のようなにおいがするのが特徴だと言われており、加齢臭よりもにおいが強く、不快に感じられることもあるようです。

体臭と食べ物の関係性

体臭と食べ物の関係性

加齢臭の章でも解説しましたが、普段何気なく食べている物が、嫌な体臭の原因となっていることもあります。

続いては、体臭改善に良いとされる食べ物や、反対に体臭を悪化させてしまう食べ物について解説します。

体臭改善に良い食べ物

まず、体臭改善に役立つ食べ物には、次のようなものがあります。

栄養素 効能 食べ物
クエン酸 殺菌作用 梅干し、酢、レモン、グレープフルーツ など
ビタミンA 抗酸化作用 鶏レバー、うなぎ、モロヘイヤ など
ビタミンE かぼちゃ、アーモンド など
ビタミンC アセロラ、いちご、赤ピーマン など
必須脂肪酸 肌の乾燥を防ぐ サンマ、くるみ、アマニ油 など

これら以外にも、老廃物の排出を促す食物繊維が多い食べ物や、腸内環境を整える発酵食品も、体臭改善につながると言われています。

ただし、偏った食生活にならないように、バランス良く摂取することを意識しましょう。

体臭を悪化させる食べ物

肉類に多く含まれる動物性たんぱく質は、分解されるとアンモニアや硫化水素といったにおいの強い物質を生成するため、体臭を悪化させる可能性があります。

また、先ほども紹介したように、脂質や糖質を摂りすぎると、皮脂内の脂肪酸や過酸化脂質が増加し、加齢臭の原因となることがあります。

体臭が気になる場合は、脂身の多い肉や甘いお菓子、揚げ物を食べすぎないことが大切です。

体臭の対策方法

体臭の対策方法

ここまで紹介してきたように、嫌な体臭の原因は主に汗と皮脂です。

そのため、汗や皮脂の過剰分泌させないように生活習慣を心がけることで、嫌な体臭の発生を防ぐことができるでしょう。

ここからは、今すぐできる体臭の対策方法として、日常生活で意識したいポイントを紹介します。

汗はこまめに拭き取る

まず、汗をかいたら、どの部位でもこまめに拭き取ることを意識しましょう。

特に、放置しているとワキガ臭が発生してしまうアポクリン腺から分泌される汗は、こまめに拭き取るようにしてみてください。

また、汗が衣服にしみ込むとより雑菌が繁殖しやすくなるので、汗を拭き取っても手遅れの状態になってしまいます。

頻繫に拭き取ることができない場合は、ワキ汗パッドなどを使用するのもおすすめです。

食生活の見直し

体臭と食べ物の関係性の章で詳しく紹介した通り、食べ物と体臭には密接な関係があります。

体臭が気になるときは、食生活を見直し、体臭改善に良い食べ物を積極的に取り入れてみてください。

また、先ほど表で挙げた「体臭改善に良い食べ物」のなかでも、クエン酸は疲労回復効果もあります。

疲労がたまると、ツンとしたにおいのアンモニア臭である「疲労臭」が発生することもあるので、過労気味だと感じたらにおいが出る前にクエン酸を摂取すると良いでしょう。

スキンケア方法の見直し

体臭対策には、においの原因となる汗や菌の繁殖を抑制するソープやデオドラントを使って、清潔な状態を維持することが大切です。

さらに、肌が乾燥していると菌のエサとなる皮脂の分泌量が増え、においが悪化する可能性があります。

保湿クリームなどで潤いを与え、肌の状態を整えてあげましょう。

使用するスキンケアアイテムは、アルコールや香料など、肌への刺激が強い添加物が配合されているものは避け、肌に優しい無添加のものがおすすめです。

また、スキンケアのやり方にも注意が必要です。

例えば、硬いタオルやボディブラシでゴシゴシと擦りながら洗ってしまうと、肌に本来必要な皮脂まで洗い流してしまうため、肌が乾燥しやすくなります。

同じ理由で、40℃以上の熱いお湯で洗い流すのも避けたほうが良いでしょう。

生活習慣の見直し

体臭対策として、普段から運動を習慣化することや、ストレスをため込まないことも大切です。

例えば、日常的に汗をかく機会がなくなっていたり、疲労やストレスを感じていたりすると、汗腺機能が低下していくと言われています。

汗腺機能の低下は汗の質を悪くしてしまい、嫌な体臭につながることもあります。

そのため、ジョギングやウォーキングといった適度な運動や半身浴などを取り入れて質の良い汗をかき、汗腺機能を鍛えるようにしましょう。

また、趣味の時間を増やす・睡眠をしっかりととるというようなストレスケアを行うことも重要です。

食生活やスキンケア方法を見直して体臭を改善しよう

食生活やスキンケア方法を見直して体臭を改善しよう

体臭にはさまざまな種類がありますが、汗や皮脂が原因となっているケースが多いです。

体臭を発生させないためには、汗をこまめに拭いたり、食生活に気を配ったりなど、日常生活のなかでできる対策を行いましょう。

また、体臭改善には毎日のスキンケア方法を見直すことも有効です。

肌に優しいケアアイテムを選び、清潔で潤いのある状態に整えることを心掛けてください。

監修者

大井美恵子先生

女医によるファミリークリニック
院長 大井 美恵子
https://www.familyclinic-hiroshima.com/index.html

<経歴>
広島大学附属幼稚園/広島大学附属小学校/広島大学附属中学校/広島大学附属高等学校 卒業
平成21年3月 金沢医科大学医学部医学科 卒業
平成21年4月〜23年3月 医療法人あかね会 土谷総合病院 勤務
平成23年4月〜 広島市立広島市民病院小児科 勤務
平成28年12月 女医によるファミリークリニック 開業

他:広大前皮フ科内科/アーバンビューグランドタワーメディカルコート/重症心身障害児施設 ときわ呉/日本赤十字社等 勤務

<資格>
・難病指定医・キレーション認定医
・小児慢性特定疾患指定医
・子どもの心相談医
・高濃度ビタミンC点滴療法認定医

<所属学会>
・日本小児科学会
・日本周産期新生児医学会
・日本小児神経学会
・日本リウマチ学会
・抗加齢医学会
・高濃度ビタミンC点滴療法学会
・日本アレルギー学会
・日本小児皮膚科学会
・日本小児科医会
・広島県小児科医会
・赤ちゃん成育ネットワーク
・点滴療法研究会

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