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【医師監修】デコルテがブツブツ・ザラザラするのはなぜ?原因と治し方を解説

   

【医師監修】デコルテがブツブツ・ザラザラするのはなぜ?原因と治し方を解説

デコルテにブツブツができてしまっていたり、手で触ったときにザラつきを感じたりすることはありませんか?

デコルテのブツブツ・ザラザラは目立ちやすいだけでなく、放置すると悪化する可能性があるため、早めの対処が必要です。

この記事では、デコルテのブツブツ・ザラザラの原因や皮膚科での治療法、自宅でできるおすすめのケア方法など、詳しく解説します。

デコルテがブツブツ・ザラザラする原因は?

デコルテがブツブツ・ザラザラする原因は?

まずは、デコルテがブツブツ・ザラザラする原因について、考えられるものをいくつか挙げていきます。

毛穴詰まり

デコルテにできたブツブツが白く、手触りがザラザラする場合は、皮脂や角質の毛穴詰まりが原因である可能性があります。

毛穴に詰まった皮脂や角質は、酸化することで黒ずみの原因にもなるほか、放置してしまうと肌表面の角質がどんどん厚くなり、「角質肥厚」と呼ばれる状態になることもあります。

さらに、角質が厚くなると水分が内部まで浸透しにくくなり、肌の乾燥を引き起こします。

肌が乾燥すると皮膚のバリア機能が低下するため、紫外線や摩擦などのちょっとした刺激でも肌トラブルが起こりやすくなってしまうのです。

関連記事:首・デコルテの毛穴が目立つ原因と対策、ケア方法を解説

ニキビ

汗をかきやすいデコルテは皮脂汚れがたまりやすく、皮脂を栄養源とするアクネ菌の増殖につながります。

アクネ菌は健康な肌にもともと存在する常在菌ですが、増殖することで皮膚が炎症を起こし、ニキビができます。

ニキビが発生することで皮膚が盛り上がってしまうのも、デコルテがブツブツ・ザラザラする原因の一つです。

首イボ(アクロコルドン・スキンタッグ)

デコルテや首にブツブツ・ザラザラを感じるのは、イボが原因かもしれません。

デコルテにできたブツブツが2~3mm程度の小さな肌色のものであれば、アクロコルドンと呼ばれるイボである可能性があります。

アクロコルドンは20~30代から発症し始め、通常は加齢とともに増加することが多いです。

また、もう少し大きめで凹凸が目立つものは、スキンタッグと呼ばれるイボの場合があります。

スキンタッグは早いと思春期以降から見られるようになり、首まわりにできることが多く、一度にたくさん発症することもあります。

そのほか、数mm程度から大きいもので2cm以上にもなるのが、老人性イボ(脂漏性角化症)です。

40代以降に出現するのが一般的ですが、早ければ20~30代でもできることがあり、アクロコルドンと同じように加齢とともに増える傾向にあります。

いずれのイボも良性の腫瘍なので、必ずしも治療が必要なわけではありませんが、摩擦や紫外線などによって悪化すると炎症を引き起こすこともあり注意が必要です。

また、イボが大きかったり痛みを伴ったりして日常生活に支障をきたす場合は、受診して適切な治療を受けるようにしましょう。

毛包炎(毛嚢炎)

乾燥や外的刺激など、何らかの要因によってデコルテにかゆみが生じ、そのかゆみに耐えきれずにかきむしってしまったり、自己処理などで肌を傷付けてしまったりすると、そこから菌が入り込んで毛包炎(毛嚢炎)になることがあります。

毛包炎(毛嚢炎)ができてしまった場合、通常は数日~1週間で自然と治ることがほとんどですが、症状が進行すると膿がたまったり熱を持ったりと悪化するケースもあるのです。

炎症や痛みがあるときは、さらに症状が悪化しないように早めに受診するようにしましょう。

デコルテのブツブツ・ザラザラは皮膚科に行くべき?

デコルテのブツブツ・ザラザラは皮膚科に行くべき?

デコルテにできたブツブツが白く、いわゆる「毛穴詰まり」の状態であれば、日頃のケアで対処できるケースもあります。

しかし、すでに炎症が起きているニキビや毛包炎(毛嚢炎)の場合は、皮膚科での治療を受けることで早めに改善が見られたり、跡が残りにくくなったりするため、放置せずに病院で診てもらってください。

また、首イボ(アクロコルドン・スキンタッグ・老人性イボ)も良性の腫瘍ではあるものの、治療をしなければ自然に治癒はしません。

きちんと症状に合った治療を受けましょう。

デコルテのブツブツ・ザラザラに対して、皮膚科では次のような治療が行われるのが一般的です。

外用薬・内服薬

デコルテの症状に合わせて外用薬や内服薬が処方されます。

保険適用になるケースが多いため、比較的安価での治療が可能です。

例えば、ニキビの場合には次のような薬が処方されます。

  • ミノマイシン錠、ルリッド錠、ファロム錠などの抗生物質
  • 加味逍遥散、龍胆瀉肝湯などの漢方薬
  • ビタミンB2やB6の内服薬(ビタミン剤)
  • ダラシンTゲル、アクアチムクリームなどの外用薬

毛包炎(毛嚢炎)の場合は、次のような薬が処方されます。

  • フロモックス錠などの抗生物質
  • オゼノキサシンなどの外用抗菌薬
  • そのほかニキビ治療と同じ薬が使用されることも多い

適切な外用薬・内服薬を使うことでデコルテのブツブツやザラザラの改善がよりスムーズになるでしょう。

ケミカルピーリング

ケミカルピーリングとは、薬剤を塗布して肌表面の古い角質を取り除く治療法です。

分子が小さくより浸透性が高いグリコール酸や、肌が弱い方でもピリつきが少ないサリチル酸、天然乳酸を使用し乾燥しにくい乳酸ピーリングなどがあります。

いずれも角質を柔らかくして取り除くため、デコルテのブツブツ・ザラザラの原因が角質肥厚であれば、特に効果が期待できるでしょう。

また、毛穴に詰まった角質や肌表面に増殖したアクネ菌も除去できるので、ニキビや黒ずみのほか、シミやそばかすといった色素沈着の改善にも適しています。

医師に相談し、自分の肌質や症状に合ったケミカルピーリングを行うことで、デコルテのブツブツやザラザラ、気になる肌悩みを効率良く改善していけるでしょう。

レーザー治療

デコルテにできたブツブツ・ザラザラがニキビや毛包炎(毛嚢炎)の場合、毛穴レーザー治療が行われることもあります。

毛穴レーザー治療とは、CO2フラクショナルレーザーやピコフラクショナルレーザーなどを用いて、わざと肌に細かな傷を付けて肌の生まれ変わりを促進する治療法で、美容皮膚科などで受けることが可能です。

ニキビや毛包炎(毛嚢炎)だけではなく、黒ずみやニキビ跡、シミやシワの改善も期待できるでしょう。

また、大きめの首イボには、炭酸ガスレーザー治療が用いられる場合もあります。

炭酸ガスレーザーは皮膚細胞の水分に反応する特徴があり、水分を含むほくろやイボ、盛り上がりのあるシミにレーザーを当てることで瞬間的に蒸散し、除去ができる治療法です。

メスで切除する方法よりも傷が小さく治りが早いことや、患部からの出血が少ないことも炭酸ガスレーザーのメリットと言えます。

外科手術

デコルテに大きめの首イボができて生活に支障がある場合には、手術によって除去することもできます。

イボの手術には、次のような種類があります。

  • メスによってイボを切って取り除く切除術
  • 電気メスでイボを削り取る電気焼灼術

完治率が特に高いうえ日帰りで行える場合がほとんどですが、除去した部分の皮膚が再生するのに時間がかかったり、痛みが数日程度続くこともあるため、医師と相談し適切なタイミングで受けるようにしましょう。

デコルテのブツブツ・ザラザラは自宅での正しいケアも大事

デコルテのブツブツ・ザラザラは自宅での正しいケアも大事

ブツブツ・ザラザラを防ぎ、美しいデコルテを維持するためには、自宅で正しいケアを行うことも大切です。

シャワーや入浴の際は、低刺激で肌に優しいボディソープをしっかりと泡立てて、優しくなでるように洗いましょう。

また、顔や手足だけではなく、デコルテにも保湿クリームや美容液を塗るなど、毎日のスキンケアを習慣にしてみてください。

さらに、デコルテを触ってブツブツ・ザラザラするときは、角質が肌の表面に厚くたまっている可能性があるため、週2~3回ボディスクラブで古くなった角質を除去するのもおすすめです。

関連記事:デコルテのスキンケア、何から始める?おすすめのアイテムを紹介

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デコルテのブツブツ・ザラザラは早めのケアや治療で対処しよう

デコルテのブツブツ・ザラザラは早めのケアや治療で対処しよう

デコルテにブツブツ・ザラザラができてしまうと、手触りや見た目が気になって、おしゃれを思い切り楽しめないこともあるでしょう。

毛穴詰まりやニキビは、自宅での正しいケアを続けることで防げることもあるので、まずはお手入れの方法やケアアイテムを見直してみてはいかがでしょうか。

ただし、症状がひどい場合や、炎症や痛みを伴う場合には、早めに皮膚科を受診してください。

美しいデコルテを目指して、毎日のデコルテケアを始めてみましょう。

首・デコルテについて詳しい記事はこちら

監修者

中島由美先生

クリスタル医科歯科クリニックインターナショナル
内科院長 中島 由美
https://www.cdc-intl.com/

<経歴>
・ニューヨーク州バッファロー市生まれ
・金沢医科大学 医学部 卒
・金沢医科大学病院にて小児科・内科研修
・大阪・神戸・東京・福岡の病院で内科と皮膚科を担当
・2018年8月クリスタル医科歯科クリニック内に内科、美容皮膚科、アレルギー科を開設

資格・所属学会
・日本内科学会認定内科医
・日本医師会認定産業医
・抗加齢医学会専門医

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