スキンケアクリームの選び方、保湿・美白ケアに役立つおすすめ商品を紹介
2024/11/05
化粧水や乳液でスキンケアをしていても、肌が乾燥してしまうことがありますよね。
そんなときにおすすめなのが、クリームタイプのスキンケアアイテムです。
この記事では、スキンケアにおけるクリームに注目し、選び方やおすすめ商品を紹介します。
目次
スキンケアにおけるクリームと乳液の違い
スキンケアにおけるクリームと乳液は同じものと思われがちですが、この2つは別物であり、併用したり使い分けることでよりスキンケアの効果が高まります。
まずは、クリームと乳液は何が違うのか、併用方法や使い分けのポイントを見ていきましょう。
クリームと乳液の違い
スキンケアに使うクリームと乳液は、どちらも肌に必要な油分を補給し水分の蒸発を防ぐことを目的とした保湿アイテムですが、水分と油分の配合量と、つけ心地に違いがあります。
乳液は、水分と油分がバランス良く配合されているため、美容成分が角質層に浸透しやすいといわれています。
滑らかでとろっとしたテクスチャーでクリームと比較すると着け心地が軽く、ベタつきにくいものも多くあります。
一方で、クリームは乳液よりも油分を多く含み、テクスチャーは重めという特徴があります。
スキンケアの最後に使用し、角質層にぴったりと蓋をするように潤いの膜を張ることで水分の蒸発を防ぎ、より長く乾燥を防ぐことができます。
クリームと乳液の併用方法
クリームと乳液は、併用して使うことができるアイテムです。
むしろ、油分は乳液だけでは不足してしまうこともあるため、クリームを使ってさらに補うことで、乾燥を防ぐ効果が高まります。
使う順番としては、水分の多い乳液を先につけ、その後にクリームを塗るようにしましょう。
クリームと乳液の使い分け方
ただし、クリームと乳液はどちらも保湿を目的としたアイテムなので、必ず両方使わなければならないわけではありません。
例えば、特に乾燥しがちな冬の季節や肌トラブルが気になるときは乳液とクリームを併用し、そうでない場合はどちらか一方だけを使用するなど、使い分けるのも良いでしょう。
どちらか一方だけを使用する場合、メイクをする朝のスキンケアには乳液を使用し、夜のスキンケアではより保湿力の高いクリームを使用するのがおすすめです。
スキンケアクリームの種類は?使用可能な部位と選び方
スキンケアクリームにはいくつかの種類があり、配合成分や使用できる部位が異なります。
ここからは、スキンケアクリームの種類とそれぞれの役割、使用できる部位や選び方を解説します。
保湿クリーム
保湿クリームは、「モイスチャークリーム」と呼ばれることもあり、しっかりと油分を含んだ保湿力の高さが特徴です。
角質層に潤いの膜を張って肌を保護し、水分の蒸発を防ぐ役割があります。
保湿クリームは、ボディ用やフェイス用、ハンド用など使う部位によってもさまざまです。
ボディクリーム
全身の広い範囲の保湿ケアに適したボディクリームは、柔らかめのテクスチャーが特徴です。
セラミドやワセリン、植物油脂など、商品によってさまざまな保湿成分が配合されており、油分が調整されていてベタつきを抑えたタイプもあります。
一方で、かかと用、ヒジ・ヒザ用など、特定の部位用のボディクリームは、固めのテクスチャーで油分が多く、狭い範囲のケアに適しています。
なかには合成香料や着色料、アルコールやパラベンなどが含まれていないボディクリームもありますので、ご自身の肌に合わせて配合成分で選んでみるものおすすめです。
フェイスクリーム
顔のスキンケアの最後に使用するフェイスクリームは、化粧水や美容液などで補給した水分や美容成分を肌に閉じ込め、油分を補給して潤いのある肌に導く役割があります。
コラーゲン、ヒアルロン酸、セラミドといった保湿成分のほかに、美容成分が配合されているものが多いです。
例えば、シミを防ぎたい方はトラネキサム酸やビタミンC誘導体が、ニキビなど肌荒れが気になる方はグリチルリチン酸ジカリウムが配合されているものなど、肌悩みに合わせて選びましょう。
フェイスクリームは、顔だけではなくボディや手にも使用できますが、ほかのクリームと比べて高価な商品も多いため、部位によって使い分けることが多いです。
ハンドクリーム
手のケアに特化したハンドクリームは、乾燥や外部刺激でダメージを受けやすい手を保護する目的で、保湿成分がしっかりと配合されているのが特徴です。
また、ほかのクリームと比べて油分が多く、固めのテクスチャーで保湿力を長持ちさせているものが多いです。
ただし、ハンドクリームのなかには、たんぱく質を作用し、角質を柔らかくする尿素が配合されたタイプもあります。
顔やボディに使用するには刺激が強すぎる可能性もあるため、避けたほうが良いでしょう。
美白クリーム
保湿成分に加えて、トラネキサム酸やビタミンC誘導体、アルブチンといった有効成分が配合された美白※クリームは、保湿ケアと美白※ケアを同時にできるため、シミやそばかす、くすみや黒ずみが気になる方におすすめです。
顔用やボディ用として販売しているケースも多いですが、肌想いな処方のデリケートゾーン用美白※クリームなら、顔やデリケートゾーンを含む全身に使用することも可能です。
※メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐ
アイクリーム
目元の皮膚は水分を保持する角質層が薄く、皮脂分泌も少ないため乾燥によるダメージを受けやすく、肌悩みや肌トラブルが起こりやすい部位でもあります。
目元を集中的にケアするアイクリームは、優しく塗り込めるように柔らかいテクスチャーのものが多く、目の下のクマやたるみ、シワなどが気になる方にはもちろん、ほうれい線が気になる口元のケアにも使用できます。
例えば、目の下のたるみが気になる方は、肌に弾力やハリを与えるコラーゲンやエラスチンが含まれているものがおすすめです。
保湿・美白ケアにおすすめのクリーム
保湿・美白※ケアを目的にスキンケアクリームを選ぶなら、顔やデリケートゾーンを含む全身に使用できる便利なタイプがおすすめです。
なかでも「薬用イビサクリーム」は、肌想いな処方にこだわって開発されたデリケートゾーン用の美白※クリームです。
美白※有効成分であるトラネキサム酸と、肌荒れを防ぎ肌を整えるグリチルリチン酸2Kという2種類の有効成分が配合されています。
柔らかいテクスチャーかつ軽い使用感が特徴で、合成香料や着色料、アルコール、パラベンといった添加物は使用されておらず、配合成分には気を付けたい方でも使えます。
デリケートゾーン用の美白※クリームですが、乾燥くすみが気になるヒジ、ヒザ、バストトップなどの全身のボディケア、ニキビや肌荒れが気になるフェイスケアにもおすすめです。
ただし、フェイスケアの場合「唇」と「目のまわり」には使うことができないので注意しましょう。
イビサクリームは、朝晩のシャワー後など、清潔な状態の肌に1日2回使用することを推奨しています。
くすみや乾燥が気になる箇所よりも1cmほど大きく、5回程度くるくると円を描くように優しく塗り込んでください。
化粧水や美容液、乳液とも併用できるアイテムなので、毎日のスキンケアの最後に使用して、水分や美容成分をしっかりと閉じ込めて浸透させましょう。
※メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐ
スキンケアには肌想いなクリームを選ぼう
化粧水だけでは肌は乾燥しがちです。
肌に必要な油分を補給して水分の蒸発を防ぐためにも、特に乾燥しやすい冬などはクリームを使ってスキンケアをしっかりしましょう。
使用する部位によってさまざまな種類がありますが、柔らかなテクスチャーのものや特定の成分が無添加のものなど、肌想いな処方のクリームであれば、顔やデリケートゾーンなど部位を選ばず全身に使うこともできます。
今回紹介した商品を参考に、自分に合ったクリームを見つけて、潤いがある健康的な肌を目指していきましょう。
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