足が臭い原因と今すぐできる対処法、においを防ぐケア方法を紹介
2024/08/29
足は1年を通して汗をかきやすい部分であるため、靴の中がムレてにおいが気になるという方は多いでしょう。
この記事では、足が臭くなる原因と対処法、足のにおい対策におすすめのケア方法を紹介します。
目次
ちゃんと洗っているのに足が臭い!においの原因は?
足が臭くなる主な原因は、皮膚にもともと存在する常在菌が、汗や皮脂、角質を分解し、その成分をエサに繁殖する際に排出するにおい物質にあります。
常在菌は全身に存在しますが、特に足は靴や靴下を履くことでムレやすく、菌が繁殖しやすい温かく湿った環境になっています。
また、指と指の間や爪と指の間は、皮脂と角質がたまりやすいというのも原因と言えます。
前日にしっかりと足を洗ったにも関わらず、次の日に1日中靴を履いていたら足が臭くなったという経験がある方もいるのではないでしょうか。
長時間靴を履いたまま脱ぐことができないという日は、足が臭くなる可能性が高いため、事前にしっかりと対策しておくことが大切です。
足が臭い人に共通する5つのNG習慣
足が臭いと気になる方は、実は自分でも気が付かないうちに、足のにおいが発生しやすい行為や行動をしている可能性があります。
ここからは、足が臭い方に共通する5つのNG習慣を紹介するので、自身に当てはまるものがないかチェックしてみてください。
毎日同じ靴を履いている
通勤や通学、お出かけなどで毎日同じ靴を履いている方は、足が臭くなりやすいです。
先ほど説明した通り、足は靴や靴下を履くことでムレやすく、温かく湿気の多い環境になると菌がどんどん繁殖するため、足だけではなく靴にまでにおいが広がってしまいます。
せっかくお風呂で足を洗っていたとしても、毎日同じ靴を履いていては、菌が繁殖した状態の靴の中へ足を入れることになるので、においを防ぐのは難しくなります。
できるだけ靴は2〜3足ほど用意して履き替えるようにし、脱いだ後の靴は除菌・消臭スプレーなどを吹きかけしっかり乾かし、菌の繁殖を抑えることが大切です。
長時間靴を履いている
靴を長時間履いている方は、靴の中がムレやすく、足が臭くなってしまいがちです。
通勤や通学で靴を長時間履いていなければいけないときは、通気性の良い靴に変えたり、デスクワークのときは専用のスリッパを使用したり、除菌・消臭効果のあるインソールを入れたりするなど対策をしましょう。
お出かけ前に、足や靴用のデオドラントスプレーを使用するのもおすすめです。
通気性の悪い靴・ストッキングを履いている
通気性の悪い靴やストッキングなどを履いている方は、ムレによって菌が繁殖しやすい状態になります。
足のにおいを防ぐには、ストッキングやソックスを履く前の足にデオドラントスプレーを吹きかけ、サイズの合った靴を履くのはもちろん、薄手で通気性が良く、消臭性の備わった5本指ソックスやストッキングを履くのもおすすめです。
疲れやストレスを感じている
疲れやストレスがたまっている方は、疲労臭によって足が臭くなることがあります。
疲労臭とは、ストレスや体の疲れがたまって血液中のアンモニア濃度が上がることにより発生するにおいのことで、鼻にツーンとくるのが特徴です。
特に「お酒をよく飲む」「運動不足」「緊張しやすい」「夜更かしをしている」「肉やにおいの強いものをよく食べる」といった習慣がある方は、疲労臭が出やすいため注意しましょう。
疲労臭はデオドラントスプレーを使用しても完全に消すことは難しいため、バランスの良い食事や適度な運動、良質な睡眠を意識するなど、生活習慣を見直すことが大切です。
古い角質がたまっている
足から臭いにおいがするのは、足にたまった古い角質が原因の場合もあります。
先ほど説明した通り、皮膚にもともと存在する常在菌は、エサとなる角質を分解する際ににおいの原因となる物質を排出します。
そのため、足の裏から指の間まで丁寧に洗い、余分な皮脂や角質が残らないようにすることがポイントです。
ただし、ゴシゴシと擦るような洗い方は、逆に角質層を厚くしてしまうこともありますので、ぬるま湯で皮膚を柔らかくし、しっかりと泡立てたソープでマッサージするように洗い流してください。
洗い終わったら泡が残らないようにきれいに流し、保湿ケアをするのも忘れないようにしましょう。
足のにおい対策におすすめのケア方法を紹介
足のにおいは、毎日の正しいケアによって防ぐことができます。
続いては、自分でできる足のにおい対策とおすすめのケアアイテムを紹介します。
殺菌作用のあるソープに変える
足のにおいを防ぐには、殺菌作用のあるソープでにおいの原因となる菌を洗い流すことが大切です。
殺菌作用のあるソープにはさまざまな種類がありますが、肌に潤いを与える成分や、肌荒れを防ぐ有効成分が配合されたものを選ぶのがおすすめです。
例えば「薬用イビサソープ」は、殺菌作用のある有効成分イソプロピルメチルフェノールと、肌荒れやニキビを防ぐ有効成分グリチルリチン酸ジカリウムが配合されているので、気になるにおいを原因から洗い落としてくれます。
さらに、6種類の美容成分と5種類のビタミン(製品の抗酸化剤を含む)も配合しているため、洗うたび肌に潤いを与えてくれるでしょう。
ポンプ式の泡タイプになっているので、2~3プッシュを手に取り、泡をのせて優しく洗えば手間もかからず簡単にケアができます。
足の裏や指の間も丁寧に洗う
足の裏や指の間は皮脂や角質がたまりやすい部分なので、足を洗うときは細かいところにも気を配り、丁寧に洗うようにしましょう。
特に、指の間はボディソープの泡が残りやすいため、1本ずつ確認しながら洗い流すのがポイントです。
また、洗いにくい爪の部分には爪ブラシを使用したり、ボディスクラブなどを使用した角質ケアで、厚くなった古い角質を定期的に落とすのも良いでしょう。
濡れたままにせずタオルで拭き取る
においの原因となる菌の繁殖を防ぐには、温かく湿気の多い環境を作らないことが大切です。
足を丁寧に洗った後は、目に見える部分だけではなく、足の指の間や足の裏全体もしっかりと拭き取って清潔な状態にしましょう。
このとき、硬いタオルでゴシゴシと擦りながら拭くと肌に刺激を与えてしまうため、柔らかいタオルで優しく押さえるように水分を拭き取ってください。
肌に優しい保湿クリームを使う
足の乾燥を放置していると古い角質がたまり、菌のエサとなって嫌なにおいを発生させてしまいます。
また、においだけではなく、さまざまな肌トラブルを引き起こす原因になります。
そのため、保湿クリームを使って足の乾燥を防ぐのがポイントです。
お風呂上がりは皮脂膜が溶けて肌が乾燥しやすい状態のため、すぐに保湿をして潤いを与えましょう。
例えば「薬用イビサクリーム」は、デリケートゾーンケアにも使える美白※クリームです。
乾燥にアプローチする独自成分や11種類の保湿成分、肌想いな美白※有効成分が配合されているため、しっかりと肌に潤いを与えてくれます。
乾燥の気になる箇所に丁寧に塗り込んで使いましょう。
※メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐ
関連記事:かかとの黒ずみはなぜできる?原因と対処法、おすすめのケア方法を紹介
デオドラントで汗を抑える
足のにおいが気になる方は、お出かけ前に制汗剤やデオドラントスプレーなどを使用して、汗の量や菌の繁殖を抑えるケアもおすすめです。
ただし、メントールなど刺激の強い成分が含まれたデオドラントスプレーは、肌への刺激となる場合があるため、肌に優しい成分が配合されたものを選びましょう。
例えば、「薬用イビサデオドラント」はにおいの原因となる汗と菌をダブルで抑えてくれるデオドラントスプレーです。
汗を抑える有効成分フェノールスルホン酸亜鉛と、菌の増殖を抑える有効成分シメン-5-オールに加えて、7種類の植物エキスが配合されているため、保湿もしっかりできます。
また、冷感成分メントールや合成香料、着色料を添加しておらず、肌想いな処方にこだわって作られているのもポイントです。
においが気になる部位に2プッシュほど吹きかけ、乾いたら靴下を履くだけでにおい対策ができます。
足以外にワキやデリケートゾーンなどにも使用ができて便利です。
関連記事:かかとケアの正しいやり方!やってはいけないNG例やおすすめクリームを紹介
毎日の丁寧なケアで臭い足から卒業しよう!
しっかりと洗っているはずなのに足が臭いと感じたときは、今回紹介したNG習慣を避け、おすすめのケアアイテムでにおい対策をすることが大切です。
また、におい対策に使用するケアアイテムは、配合成分や使用感にこだわって肌に優しいものを選んでみてはいかがでしょうか。
毎日の丁寧なケアで臭い足から卒業して、おしゃれを存分に楽しんでください。
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