ボディスクラブとは?効果や選び方、ケア方法を解説
2022/08/25
若い女性を中心に人気のあるボディスクラブですが、何を目的に使用するのか、どんな効果があるのか分からないという方もいるかもしれません。
そこでこの記事では、ボディスクラブの効果や選び方、正しいケア方法について解説します。
目次
ボディスクラブとは?どんな効果がある?
ボディスクラブとは、小さな粒子(スクラブ)をクリームやジェルなどに混ぜたケアアイテムです。
古くなった角質を取り除き肌を柔らかくし、肌の生まれ変わりであるターンオーバーを促す効果が期待できます。
使用時に優しくマッサージをすることで血行が促進されるため、むくみの改善にもつながるほか、ボディスクラブで古い角質を除去すれば、化粧水や美容液、クリームなどの成分がしっかりと角質層まで届きやすくなるといったメリットもあります。
ボディスクラブを使ったケアは、次のような肌悩みを抱えている方におすすめです。
- 肌表面の手触りがガサガサ・ゴワゴワする
- 白いブツブツがある
- 黒ずみが気になる
- 埋没毛(埋もれ毛)がある
- むくみが気になる
関連記事:気になる黒ずみはボディスクラブでケアしよう!効果や選び方を紹介
関連記事:埋没毛(埋もれ毛)とは?原因や治し方、スクラブでのケア方法を解説
ボディスクラブの種類は主に3つ
ボディスクラブには、主に3つの種類があります。
それぞれの違いを知って、自分の肌や肌悩みに合うものを選びましょう。
シュガースクラブ
シュガースクラブとは、シュガー(砂糖)が使われたボディスクラブです。
粒子が小さくスクラブが溶けやすいという特徴があり、スクラブの角が丸くなるのが早いため、敏感肌でもマイルドな洗い心地で優しくケアすることができます。
また、砂糖は保湿効果も高いため、乾燥肌のケアにもぴったりです。
ソルトスクラブ
ソルトスクラブとは、ソルト(塩)が使われたボディスクラブです。
粒子が大きくゴツゴツしているため洗浄力に優れ、厚く硬くなってしまったヒジやかかとの角質ケアにぴったりです。
また、ソルトスクラブにはミネラルが豊富に含まれているため、肌にみずみずしさを与えてくれるほか、優しくマッサージをすることで血行を促進させ、代謝を上げる効果も期待できます。
重曹スクラブ
重曹スクラブとは、弱アルカリ性の性質を持つ重曹と水を合わせて作ったボディスクラブです。
弱アルカリ性は、弱酸性では落としきれない余分な皮脂をしっかりと落としてくれるという特徴があります。
また、重曹は粒子が細かく毛穴の汚れをかき出してくれる効果もあるので、毛穴詰まりに悩んでいる方におすすめです。
ボディスクラブの選び方
肌悩みを改善するためには、自分の肌の状態に適したボディスクラブを選ぶことが大切です。
そこで続いては、ボディスクラブの選び方、チェックすべきポイントについて解説します。
刺激が強すぎないもの
ボディスクラブは、黒ずみが気になるワキや背中、ゴワつきが気になるおしりなど、さまざまな部位に使えるケアアイテムです。
しかし、「かかと用」「ヒジ用」など、角質が厚く硬くなりがちな部位のケアを目的としたボディスクラブは、粒子が粗く洗浄力の高いものが多く、全身に使用すると部位によっては必要な潤いや角質まで落としすぎてしまう可能性があります。
また、アルコールやパラベン、合成香料といった添加物が配合されたボディスクラブは、肌に刺激を与え、乾燥やニキビ、肌荒れを引き起こす原因となることもあるため注意が必要です。
ボディスクラブのなかには、全身の部位でも特に敏感なデリケートゾーンに使用できるよう、肌への優しさにこだわって開発されたものもあります。
デリケートゾーンのケアに使えるボディスクラブなら、顔や全身に使っても刺激が強すぎないため、敏感肌の方にもおすすめです。
自然由来の成分が配合されたもの
ボディスクラブには、自然由来の植物エキスが複数配合されたものもあります。
保湿効果の高い植物エキスを配合することで、角質ケアをしながら肌に潤いを与えることができるでしょう。
また、粒子にクルミ穀粒やコメヌカ、セルロースなどの天然由来成分が使われているものもあり、肌に優しくマイルドな洗い心地のボディスクラブを探している方におすすめです。
肌を整える有効成分が配合されたもの
ニキビや肌荒れ、黒ずみなどの肌悩みを抱えている方は、有効成分が一定数配合された「医薬部外品」のボディスクラブを選ぶのもおすすめです。
有効成分としては、二キビや肌荒れを防ぐ「グリチルリチン酸2K」や、シミ・そばかすを防ぐ「トラネキサム酸」などが挙げられます。
ボディスクラブに限らず、毎日のスキンケアで使うアイテムは、配合成分にこだわって選んでみてはいかがでしょうか。
ボディスクラブの使い方
ボディスクラブによる効果を得るためには、正しい使い方を守ることが大切です。
続いては、ボディスクラブを使ったケア方法の具体的な手順や使用頻度について解説します。
ボディスクラブの使用手順
ボディスクラブは、肌が柔らかくなる入浴中に使用するのがおすすめです。
基本的な使い方・手順は次の通りです。
- 全身を洗い、余分な皮脂や汚れを洗い流す
- ボディスクラブを適量手に取り、使用する部分に伸ばす
- 円を描くように20〜30秒マッサージする
- ぬるま湯でしっかり洗い流す
- 清潔なタオルで優しく水分を拭き取る
- 美容液やクリームで保湿をする
マッサージは手のひらを使って優しくなでるように行うのが基本ですが、背中などの手が届きにくい部分は、柔らかい素材のタオルを使うようにしましょう。
関連記事:ボディスクラブで背中美人を目指そう!手が届かないときはどうする?
ボディスクラブの使用頻度
ボディスクラブでのケアは、毎日やれば効果が高まるというものではありません。
やりすぎると必要な角質まで取り除いてしまい、ターンオーバーの乱れにつながるため、週2〜3回程度の頻度で使用するのがおすすめです。
また、部位や肌の状態に合わせて使用頻度を変えていくのも良いでしょう。
ゴワつきやザラつきが特に気になる部位には週3回、そうではない部位には週1回の頻度で使用すると、効果を得やすくなります。
関連記事:ボディスクラブの正しい使い方は?頻度や順番について
ボディスクラブは顔にも使える?
ボディスクラブは、使用手順や頻度はもちろんですが、使用部位を守ることも大切です。
人間の皮膚は部分ごとによって厚さが異なり、スクラブも部分に合った粒子や成分が使用されています。
そのため、ボディ用として販売されているスクラブは、顔には刺激が強すぎる場合があります。
顔にスクラブを使いたい場合は、顔用として販売されているものか、顔にも使えると記載のあるボディスクラブを購入しましょう。
関連記事:ボディスクラブを顔に使うのはNG?間違った使い方に注意しよう
ボディスクラブを効果的に使おう!
ボディスクラブとは、肌の表面に厚くたまった古い角質を取り除き、肌の細胞が生まれ変わる仕組みであるターンオーバーを促してくれるケアアイテムです。
シュガースクラブやソルトスクラブ、重曹スクラブといった種類があり、それぞれに特徴が異なるため、肌状態や肌悩みに合わせて選びましょう。
デリケートゾーンなどの敏感な肌に角質ケアを取り入れたい方には、マイルドな洗い心地で高い保湿力を持つシュガースクラブを選ぶと、肌に潤いを与えながら優しくケアすることができます。
自然由来の成分や肌を整える有効成分にもこだわったボディスクラブで、ゴワつきやザラつきのないツルスベ素肌を目指していきましょう。
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