ワキ汗対策にはどんな方法がある?おすすめのケアアイテムを紹介
2022/09/21
暑い季節になると、どうしても気になりやすいのがワキ汗です。
ワキ汗によるにおいや、汗ジミに悩まされた経験がある方も少なくないでしょう。
この記事では、そんなワキ汗の原因や種類、具体的な対策方法について紹介します。
目次
ワキ汗の原因と種類
ワキ汗は、暑いときにかくだけでなく、原因はいくつかあるうえ、それぞれ汗の種類が異なります。
まずは、ワキ汗の原因と種類について覚えておきましょう。
暑いときや運動後
暑さを感じたときや運動した後にかく汗のことを、「温熱性発汗」と言います。
温熱性発汗は、エクリン腺と呼ばれる汗腺から出る汗のことで、上昇した体温を下げる役割を担っています。
無色でにおいが少ないという特徴がありますが、発汗量が多く、手のひらや足の裏を除いた全身から発汗するため、脱水症状にならないよう注意が必要です。
緊張やストレスを感じたとき
緊張する場面や驚いたときに「冷や汗をかく」という経験をした方もいるのではないでしょうか。
このようなときにかく汗のことを、「精神性発汗」と言います。
精神性発汗は、エクリン腺に加えアポクリン腺と呼ばれる汗腺からも出る汗で、ワキや手のひら、足の裏など限られた部位から短時間に発汗するという特徴があります。
また、アポクリン腺から出る汗は、エクリン腺から出る汗よりもにおいが発生しやすいほか、白く濁った乳白色でシミになりやすいため、適切なケアや対策を行うことが大切です。
辛いものを食べたとき
香辛料が効いた辛いものを食べたときにかく汗は、「味覚性発汗」です。
味覚性発汗は、鼻や額、頭皮にかくことが多く、味覚刺激によって反射的に起こるものなので、辛いものを食べ終わると次第に汗はひいていきます。
ほかにも、酸味のあるものや甘いもの、苦いものを食べたときに汗をかく方もいるようです。
ワキ汗対策をしないとどうなる?
ワキ汗にはさまざまな原因と種類があるため、場面に応じて適切な対策をすることが大切です。
では、対策をしないとどんなことが起こるのか見ていきましょう。
汗ジミができる
ワキ汗をかいてそのままにしておくと、洋服が濡れて汗ジミができやすくなります。
特に、グレーやベージュなどの洋服は濡れると色が濃くなって汗ジミが目立ちやすいため、恥ずかしい思いをしたことがある方もいるのではないでしょうか。
また、汗ジミを放置すると汗の部分が黄ばみとなり、洗濯機で洗っても汚れが落ちず、どんどん黄ばんでいくこともあります。
においが気になる
皮膚に存在する常在菌がアポクリン腺の汗に含まれる成分を分解することで、嫌なにおいを発生させる原因になります。
また、暑いときにエクリン腺から出る多量のワキ汗も、皮膚の表面のアカや皮脂などと混ざり合うことで、においを発生させることがあります。
関連記事:気になるワキのにおいの対策法!原因やおすすめデオドラントは?
ワキ汗対策の一般的な方法
ワキ汗に悩む方は男女問わず多いため、ワキ汗対策ができるアイテムは豊富に販売されています。
なかでも、次のような方法で対策するのが一般的です。
制汗剤
制汗剤は、汗を抑制する成分が入っており、汗の量を一時的にコントロールする働きがあります。
肌に塗ることで毛穴を塞いだり、肌を引き締めたりして発汗そのものを抑えやすくするため、ワキの下を乾いた状態で保ちやすくするのです。
しかし、制汗剤には塩化アルミニウムが含まれていることが多く、使いすぎると皮膚の炎症や毛穴詰まりの原因にもなるため、説明書をよく読んで正しく使いましょう。
デオドラント
デオドラントは、汗による雑菌の繁殖を防ぎ、においを抑えることを目的としています。
主成分として殺菌成分や防臭成分が含まれており、汗を抑えるのではなく、においのみを対策したい場合におすすめです。
香料入りと無香料のものがありますが、ワキのにおいと混ざってしまう場合もあるため、特ににおいが強いと感じる方は無香料が適しているでしょう。
汗拭きシート
厚手のウェットティッシュのような汗拭きシートは、主成分にエタノールを含んだものがほとんどで、サッと体を拭くことで汗によるベタつきやにおいを軽減してくれるアイテムです。
エタノールは肌の熱を吸収してすぐに蒸発する性質があり、涼しく感じたりベタつきを軽減するため、暑い日や運動の後など、多く汗をかくシーンで活躍するでしょう。
ワキ汗パット
大切な洋服に汗ジミができるのを防ぐために、ワキ汗パットも活用してみてはいかがでしょうか。
ワキ汗パットは、洋服に直接貼り付けて使用し、着用後には剥がして捨てることができるため、手軽にワキ汗対策ができるというメリットがあります。
ワキ汗対策インナー
通気性や速乾性が高い素材でできたワキ汗対策インナーも人気があります。
汗をかいてもサラサラとした着心地で、接触冷感タイプや汗取りパット付きタイプ、消臭タイプなど種類も多いため自分の悩みに合ったものを選びやすいでしょう。
また、洗えば何度でも着用できるため経済的なのもうれしいポイントです。
ワキ汗対策におすすめのケアアイテムを紹介
ワキ汗は、夏だけでなく1年中悩まされる方も多く、さまざまな対策アイテムが販売されているためどれを選んだら良いか迷う方もいるでしょう。
ワキ汗の対策アイテムは、汗の量をコントロールする効果とにおいを抑える効果がどちらも備わっているタイプであれば、活用シーンの幅が広がり便利です。
例えば、汗を抑える有効成分フェノールスルホン酸亜鉛と、菌の増殖を抑える有効成分シメン-5-オールが配合されたものは、汗とにおい両方をケアできます。
なかでも「イビサデオドラント」は、その2種の有効成分に加え、肌に潤いを与える6種の植物成分も配合したミストタイプのデオドラントです。
さらに、有効成分の効果・効能が認められている「医薬部外品」でもあります。
また、イビサデオドラントは、肌への刺激になり得るメントールや添加物が使われていないのも特徴です。
そのため、汗をかきやすく、においも気になりやすいデリケートゾーンやおしり、バストトップなど、肌が敏感な場所にも使うことができます。
においが気になるときに2プッシュほど吹きかけるだけなので、お出かけ前にも手軽に使用でき、コンパクトなためポーチなどに入れて持ち運びがしやすいのも魅力です。
夏や運動後はもちろん、汗対策と保湿ケアを両立させたい冬にも活躍するでしょう。
ワキ汗だけでなく黒ずみも気になる場合は?
ワキに関して多い悩みと言えば、ワキ汗に加えて「黒ずみ」があります。
ワキ汗による汗ジミだけでなく、黒ずみが気になってノースリーブやフレンチスリーブの服を着用するのに気が引けるという方も多いのではないでしょうか。
黒ずみ対策には、美白※のための有効成分トラネキサム酸が配合されたものがおすすめです。
例えば「イビサクリーム」は、美白※に導きながら肌荒れを防いで整えてくれる、デリケートゾーン専用クリームです。
イビサクリームも、肌の負担になるとされている合成香料・着色料・アルコール・パラベンといった添加物が使われていません。
成分にこだわったクリームであり、ワキやデリケートゾーンをはじめとしたくすみが気になる全身のケアに活躍するアイテムです。
また、汗をかきやすいワキやデリケートゾーンは、においだけでなく肌トラブルが起こりやすい部位でもあります。
3種の成分をナノ化した独自成分VIOホワイトナノスリー®や整肌ケアカプセル、9種の潤い成分も備わっているため、肌のコンディションを整えて肌トラブルを防ぎやすくします。
使い方も簡単で、くすみが気になる箇所に1日2回、5回程度優しく円を描くように塗り込んでください。
イビサデオドラントと併用することで、汗・におい・黒ずみなどあらゆる悩みを対策できるでしょう。
※メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐ
関連記事:ワキの黒ずみができる原因と対処法、おすすめの美白クリームを紹介
関連記事:ワキ用クリームの種類や選び方、おすすめケア商品を紹介
ワキ汗対策をして快適にお出かけしよう
ワキ汗の原因と種類、具体的な対策の方法やおすすめのケアアイテムを紹介しました。
ワキ汗には3つの種類がありますが、いずれの汗も放っておくと、汗ジミや嫌なにおいの原因となります。
今回紹介した方法やケアアイテムを参考に、ワキ汗による悩みに対処していきましょう。
関連記事
-
気になるワキのにおいの対策法!原因やおすすめデオドラントは?
自分のワキのにおいが気になった経験がある方もいるのではないでしょうか。 ワキのに …
-
ワキのブツブツをきれいにしたい!原因や治し方を解説
ワキにブツブツができると、半袖やノースリーブを着ることをためらってしまい、夏のお …
-
ワキが乾燥するとどうなる?肌トラブルを防ぐ保湿ケアのポイント
ワキは、乾燥による肌トラブルが多い部位です。 汗によって起こると思われがちなにお …
-
ワキの毛穴が目立つのはなぜ?原因や対処法、おすすめのケア用品を紹介
夏になると半袖やノースリーブなど肌を露出する機会が増えるため、ワキの毛を剃る女性 …
-
ワキ脱毛はワキガに影響する?においの原因やケア方法を紹介
ワキ脱毛とワキガの関係性については、さまざまな説があります。 例えば、「ワキ脱毛 …
-
ワキ用クリームの種類や選び方、おすすめ商品を紹介
ワキ用のクリームには、使用する目的や効能によってさまざまな種類があります。 この …
-
ワキ脱毛のメリット・デメリットは?必要な回数、期間、料金について解説
ワキがきれいだと、下着姿や水着姿に自信が持てたり、腕を挙げる場面で周囲の目が気に …
-
ワキの黒ずみができる原因と対処法、おすすめの美白クリームを紹介
ノースリーブや半袖の洋服を着る機会が増える夏は、水着姿や下着姿でなくても日常的に …