背中のムダ毛処理はどうしてる?種類ややり方、ケア方法を紹介
背中のムダ毛をしっかりと処理しておくと、水着や背中が開いたファッションを思う存分楽しめます。
しかし、手が届きにくい背中のムダ毛はどのように処理すれば良いのか、悩む方もいるのではないしょうか。
この記事では、背中のムダ毛処理の方法やその後の保湿ケアについて紹介します。
目次
背中のムダ毛処理方法の種類とやり方
背中のムダ毛処理にはさまざまな方法があります。
まずは、一般的な背中のムダ毛処理方法の種類と、それぞれの注意点などを見ていきましょう。
カミソリ
カミソリは、最も手軽にできるムダ毛処理の方法で、ドラッグストアなどで安価で購入することができます。
ただし、背中は手が届きにくい部位のため、通常のT字カミソリではお手入れがしにくく、肌を傷付けてしまう可能性があります。
柄が長い背中用のカミソリを使用し、鏡で確認しながら丁寧に剃っていきましょう。
同じ場所を何度も剃ったり力を入れすぎたりして、肌を傷付ける恐れもあるため、パートナーや家族に剃ってもらう人も多いようです。
電気シェーバー
電気シェーバーも、自宅で気軽にできるムダ毛処理方法の一つです。
刃が直接触れない設計になっているため肌への負担が少なく、乾いた肌にも使用できるというメリットがあります。
電気シェーバーのなかには持ち手が伸びるタイプのものもあるので、手が届きにくい背中のムダ毛処理用におすすめです。
カミソリに比べると危険ではないので、1人で行わなければいけない場合は2枚の鏡を合わせ鏡にして、刃が肌に水平に当たるのを意識しながら剃りましょう。
除毛クリーム
背中のムダ毛処理をする方法としては、除毛クリームも人気があります。
ムダ毛に含まれるたんぱく質を溶かす働きがある除毛クリームは、処理後の肌がチクチクしにくいというメリットがあります。
また、ヘラなどで伸ばして10〜15分間放置し、洗い流すだけでムダ毛処理が完了するのも魅力です。
ただし、デリケートな背中の肌に使用する場合には、合成界面活性剤や防腐剤などの添加物が含まれていない、低刺激で肌に優しいものを選ぶようにしましょう。
刺激が強すぎる除毛クリームを使うと、使用後に赤みやヒリヒリとした痛みを感じることがあります。
脱毛テープ
脱毛テープとは、強力な粘着力のあるワックスなどが塗られた脱毛専用のシートのことです。
テープを貼って剥がすだけで、スピーディーに広範囲のムダ毛を処理できるというメリットがあります。
また、ドラッグストアで購入することができ、価格がリーズナブルな点もおすすめのポイントです。
ただし、脱毛テープは毛を毛根から引き抜くことになるため、強い痛みを感じるほか、肌への刺激が残りやすく、かぶれなどの肌トラブルを引き起こす場合があります。
手が届きにくい背中のムダ毛を1人で処理するのは難しいため、誰かに手伝ってもらう必要があるでしょう。
ブラジリアンワックス
ブラジリアンワックスは、はちみつや砂糖などの天然素材をベースとしたワックスを直接肌に塗り、一気に剥がして脱毛する方法です。
背中のように広範囲に広がるムダ毛も一度に処理することができるほか、古い角質も一緒に剥がしてくれます。
効果の持続期間は2〜3週間程度であることが一般的で、長持ちするのもうれしいポイントです。
ブラジリアンワックスは、市販のものを購入して自宅で行うこともできますが、エステサロンでプロに施術してもらうこともできます。
手が届きにくい背中の場合、プロに任せる人が多いようです。
光(フラッシュ)脱毛
光(フラッシュ)脱毛とは、ムダ毛に含まれる黒色の色素であるメラニンに反応する光を照射することで、皮膚の発毛組織の働きを抑制するムダ毛処理方法です。
即効性はないものの、照射後2週間程度で自然と毛が抜け落ちていき、照射回数を重ねていくことで生えてくるムダ毛が薄くなっていきます。
光(フラッシュ)脱毛には、家庭用脱毛器を使用するセルフ脱毛と、プロの手による施術を受けられるエステ脱毛の2種類があります。
どちらの場合も、脱毛前にムダ毛をきれいにシェービングしておく必要があります。
怪我をした箇所には照射できないため、特に手の届きにくい背中は慎重に剃るようにしましょう。
家庭用脱毛器は、自宅で好きなときに脱毛できたり、他人に裸を見られずに済むといった点から人気を集めています。
しかし、家庭用脱毛器は安全面を考慮し、脱毛サロンよりも光の威力が抑えられているため、脱毛効果が実感しにくいというデメリットがあります。
また、照射範囲も狭いため、処理に時間がかかります。
エステ脱毛は、専門のスタッフが細かなところまで照射してくれるため、光の当て漏れが起こることはほとんどありません。
また、美肌効果の高いジェルやローションを使用し、アフターケアまでしっかりと行ってくれるサロンもあります。
ただし、光(フラッシュ)脱毛は「減毛」を目的とした施術であるため、脱毛効果は永久に続くものではありません。エステ脱毛でも、定期的に通うことが必要となります。
レーザー脱毛
レーザー脱毛とは、クリニックで受けられる医療脱毛のことです。
医療用の特殊なレーザーを照射し、毛穴の奥にある発毛組織を破壊することで、ムダ毛が生えてこない状態にします。
光(フラッシュ)脱毛の場合、ムダ毛処理が不要な状態になるまで平均で12〜20回ほど施術を受ける必要がありますが、レーザー毛の場合は5~10回ほどで済むうえ、永久脱毛が可能な方法とされています。
ただし、施術料金は高額になりがちで、背中のみの相場は光(フラッシュ)脱毛が約4~8万円なのに対し、レーザー脱毛は約8~12万円になります。
また、人によっては医療脱毛のほうが痛みを感じやすいというデメリットもあります。
背中のムダ毛を処理した後はたっぷりと保湿ケアをしよう
どの方法で行ったとしても、ムダ毛処理後は肌が乾燥しやすい状態になっています。
そのため、何もせずに放置してしまうと、肌を守るためのバリア機能を低下させてしまうことがあります。
肌のバリア機能が低下すると、ちょっとした刺激にも敏感になってしまうため、下着や衣服による摩擦や圧迫などが肌トラブルにつながりかねません。
ムダ毛を処理したあとは、しっかりと保湿して肌をいたわってあげることが大切です。
使用する保湿アイテムは、できるだけ低刺激で肌に優しいものを選びましょう。
炎症を抑えて肌の状態を整えてくれる有効成分が配合されているか、添加物は使用していないか、などを確認するのがおすすめです。
また、手が届きにくい背中の保湿ケアには、柔らかく塗りやすいテクスチャーのクリームやジェル、浸透力の高い美容液などのアイテムを選び、鏡を見ながら背中全体に塗り広げていきましょう。
肌の表面にベタつきが残らないよう、しっかりと浸透させるのがポイントです。
背中のムダ毛処理も忘れず美しい後ろ姿に!
背中のムダ毛を処理する方法は、カミソリや電気シェーバーを使った剃毛だけでなく、脱毛テープや除毛クリーム、ブラジリアンワックスを用いた脱毛など、さまざまな種類があります。
手が届きにくい背中のムダ毛処理は、エステ脱毛や医療脱毛など、プロの手による施術を受けるのもおすすめです。
どんな方法で背中のムダ毛を処理したとしても、肌を美しく保つために欠かせないのが、保湿ケアです。
ムダ毛がなくなっても、炎症や赤みがあったり、乾燥していたりするのは嫌ですよね。
ムダ毛処理後は低刺激な保湿アイテムを使って適切にケアし、背中美人を目指しましょう。
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