VIO(デリケートゾーン)の永久脱毛は後悔しない?メリットやケア方法を解説
2022/10/07
VIO(デリケートゾーン)の脱毛には、すべての毛をなくす「ハイジニーナ脱毛」とデザインを整える「デザイン脱毛」があります。
いずれの場合も「永久脱毛にして困ることはないのか」「後悔しないのか」などの不安があり、なかなか施術を受ける勇気が出ないという方もいるのではないでしょうか。
この記事では、永久脱毛の定義や、VIOを永久脱毛するメリットとデメリット、脱毛効果を高めるためのケア方法について解説します。
目次
永久脱毛とは?
永久脱毛は、アメリカ食品医薬品局(FDA)において、次のように定義されています。
”一定の脱毛施術を行った後に再発毛する本数が、長期間において減少し、その状態が長期間に渡って維持されること”
”3回照射後、6ヶ月経過した時点で、施術前よりも67%(3分の2)以上の毛が減少した状態”
また、アメリカ電気脱毛協会(AEA)では、次のように定義されています。
”最終脱毛をしてから1ヶ月後の毛の再生率が20%以下であれば永久脱毛と認める”
このように、永久脱毛と言っても1回の施術で永久に毛が生えてこなくなるというわけではなく、照射しきれなかった毛穴から再び毛が生えてくる場合もあります。
とはいえ、高い効果が得られる脱毛方法であることには変わりなく、繰り返し施術を受けることで、自己処理が不要になるケースがほとんどです。
一般的に、脱毛方法には以下のような種類があります。
- 医療レーザー脱毛
- 光(フラッシュ)脱毛
- 絶縁針(ニードル)脱毛
- ブラジリアンワックス脱毛
このなかで、「医療レーザー脱毛」と「絶縁針(ニードル)脱毛」は、永久脱毛ができると認められている方法です。
VIO(デリケートゾーン)を永久脱毛すると後悔するって本当?
VIO(デリケートゾーン)を永久脱毛すると、アンダーヘアが再び生えてくる可能性は低くなります。
「スッキリして爽快になった」「自己処理の手間が省けて生活が楽になった」など、VIO脱毛をして良かったと感じる方も多いですが、なかには後悔したという方もいるかもしれません。
そこで続いては、VIO脱毛のメリットとデメリットをそれぞれ紹介します。
メリットだけではなくデメリットも理解して、施術を受けるかどうか検討してみましょう。
VIO(デリケートゾーン)脱毛のメリット
VIO脱毛のメリットとしては、次のような点が挙げられます。
自己処理が不要となる
アンダーヘアの自己処理は手間がかかるうえ、せっかく時間をかけて処理しても数日後には黒い毛がポツポツと生えてきて、チクチクしたり、かゆみを感じたりすることもあります。
特に、Iライン(陰部の両側)やOライン(肛門まわり)は手が届きにくく見づらいので、カミソリや電気シェーバーでの自己処理が難しい部位です。
しかし、永久脱毛をすれば頻繁に自己処理を行う必要はなくなるうえ、プロがきれいに仕上げてくれます。
これまで自己処理にかけていた時間を有効に使えるようになるのは、大きなメリットと言えるでしょう。
生理中の不快感を軽減できる
生理中に下着内がムレることやアンダーヘアに経血が付着することで、不快に感じたり、においが気になったりしたことがあるという方も多いです。
VIO脱毛でアンダーヘアがなくなれば、このような生理中の不快感を軽減することができ、ナプキンを付けていても下着内がムレにくく、清潔で快適な状態が維持しやすくなるでしょう。
肌トラブルを防げる
アンダーヘアに排泄物が付着して雑菌が繁殖すると、かゆみや赤みといった肌トラブルが起きる場合があります。
また、アンダーヘアと下着が擦れて摩擦が起きると、その刺激によって肌トラブルが悪化したり、くすみや黒ずみの原因となる可能性もあるでしょう。
VIO脱毛でアンダーヘアを整えておけば、雑菌の繁殖や摩擦による肌トラブルを軽減できるため、肌悩みの解消につながるというメリットもあります。
見た目に自信が持てる
アンダーヘアを整えると、VIOの肌がきれいに見えるようになったり、水着や下着から毛がはみ出したりする心配がなくなります。
そのため、見た目に自信が持てるようになり、水着・下着でのおしゃれや、恋人とのスキンシップをより楽しむことができるでしょう。
VIO(デリケートゾーン)脱毛のデメリット
続いて、VIO脱毛のデメリットには次のような点が挙げられます。
人によっては痛みがある
VIO付近の皮膚は、ほかの部位よりも薄くて繊細なため、痛みに敏感です。
そのため、人によっては永久脱毛の施術に強い痛みを感じる可能性があります。
クリニックでは、麻酔クリーム(皮膚麻酔)や笑気麻酔(ガス麻酔)を用意しているところもあるので、痛みに不安がある方は医師に相談してみましょう。
恥ずかしさがある
クリニックや、美容脱毛を行うエステサロンでは、基本的に女性スタッフが施術を担当します。
とはいえ、VIOを他人に見せることに恥ずかしさや抵抗を感じる方もいるでしょう。
元には戻せない
VIOをツルツルにした後で「やっぱり少し毛を残しておきたかった」と思っても、永久脱毛後は、もとの状態に戻すことはできません。
すべてのアンダーヘアをなくしてツルツルにするか、形や毛量を整えるのみとするかは、よく考えて決める必要があるでしょう。
肌トラブルが起こる場合がある
永久脱毛は医療行為にあたるため、クリニックで医療従事者が施術を行います。
安全性の高い施術ではありますが、レーザーや針を使用することでVIO付近の皮膚に負担がかかり、赤みなどの肌トラブルが起こることも考えられます。
VIO(デリケートゾーン)の脱毛効果を高めるケア方法
VIO(デリケートゾーン)の脱毛効果を高めるために欠かせないのが、自宅でのケアです。
ここからは、VIO脱毛とセットで取り入れたいおすすめのケア方法を紹介します。
保湿ケアは必須
VIOの肌が乾燥していると、永久脱毛の施術時に痛みを感じやすくなったり、刺激によって肌トラブルが起こるリスクも高まったりします。
そのため、脱毛後だけではなく日頃から丁寧に保湿をして乾燥を防ぐことが大切です。
ただし、アルコールやパラベンなど、肌への刺激となる添加物が入ったアイテムは、デリケートゾーンの保湿ケアには不向きです。
添加物不使用で、肌に優しいVIO専用のクリームや美容液などを使用しましょう。
下着の素材に配慮する
下着による締め付けや擦れは、VIOへの刺激となり、肌トラブルの原因となる可能性があります。
特に、サイズが合わない下着は擦れやすいので避けるようにしましょう。
また、ポリエステルやアクリルといったマイナスの電気を帯びやすい化学繊維の下着は、プラスの電気が帯びやすい皮膚に触れることで、静電気が起きやすくなります。
静電気も肌への刺激になるので、綿やシルクなどの自然素材が使われた下着を試してみるなど、肌に合う素材を見つけてみてください。
美白ケアもおすすめ
永久脱毛をした後、VIOの肌のくすみや黒ずみが気になり始めたという方もいるようです。
くすみや黒ずみを防ぐには、肌や髪の色を構成する黒色の色素であるメラニンの生成を抑える有効成分が配合された、クリームや美容液を使った美白※ケアがおすすめです。
医療脱毛で使用するレーザーは、メラニンに反応して高熱を発するタイプもあるため、美白※ケアでメラニンの生成を抑えることは、施術時の痛みを軽減できる可能性もあります。
※メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐ
VIO(デリケートゾーン)の永久脱毛は保湿・美白ケアで効果を高めよう
VIO(デリケートゾーン)の永久脱毛にはたくさんのメリットがあります。ツルツルにすることへの抵抗や恥ずかしさを感じる場合は、形や毛量を調整することも可能です。
ただし、VIO脱毛は痛みを伴う施術です。痛みを和らげたり、永久脱毛の効果を最大限に高めるためには、日頃からの保湿が重要となります。
また、脱毛してアンダーヘアがなくなると、VIOのくすみや黒ずみが目立ちやすくなることもあるので、美白※ケアも行うことをおすすめします。
VIOの永久脱毛を始めるなら、VIO専用のアイテムを使ったスキンケアも一緒に始めてみてはいかがでしょうか。
※メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐ
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