背中の黒ずみができる原因、おすすめのケア方法を紹介
2022/09/21
背中の黒ずみが気になり、背中の開いた服を着たり水着姿になることをためらってしまうという経験をしたことはありませんか?
背中の黒ずみは適切なケアや生活習慣を改善することによって防ぐことができます。
この記事では、背中の黒ずみができる原因やおすすめのケア方法を紹介します。
目次
背中に黒ずみができるのはなぜ?3つの原因とは
背中に黒ずみができないようにするには、黒ずみができる原因を知り、適切な対策をとることが大切です。
まずは、背中に黒ずみができる主な原因を3つ紹介します。
色素沈着
背中の広範囲が黒ずんでいる場合は、メラニンの色素沈着が原因と考えられます。
メラニンとは肌や髪、瞳などの色を構成する色素のことです。
下着や服による摩擦、硬いタオルでゴシゴシと力を入れて擦ることによって、肌が刺激を受け、皮膚を守るためにメラニンの過剰生成が起こります。
通常であれば、肌の新陳代謝であるターンオーバーによって、生成されたメラニンは古い細胞とともにアカとなり体外へ排出されます。
しかし、ターンオーバーが乱れてしまうと生成と排出のバランスが崩れるため、メラニンが肌に残って沈着し、黒ずみになってしまうのです。
ターンオーバーは加齢や紫外線によるダメージ、睡眠不足やストレスなど、さまざまな原因によって乱れることがあります。
角栓による毛穴詰まり
背中にできる黒ずみは、角栓による毛穴詰まりが原因の場合もあります。
背中は全身のなかでも皮脂の分泌量が多く、手が届きにくい部分でもあるため、汚れと一緒に皮脂や古い角質が肌に残りやすく、それらが毛穴に詰まることで角栓ができてしまいます。
毛穴に詰まった角栓が大きくなると、肌の表面にポツポツと突起するようになり、肌の表面に凹凸ができるため、その影によって黒ずんで見えるのです。
さらに、肌の表面にできた角栓は空気に触れると酸化するため、黒くブツブツとした状態になります。
これは、黒ニキビと呼ばれる肌トラブルの一種で、そのままにしておくと毛穴に細菌が入り込み、炎症を起こしてしまう可能性があるため注意が必要です。
黒ニキビができたときは、タオルでゴシゴシと擦ったり、つまんで角栓を出そうしたりする行為は避けましょう。
関連記事:背中の毛穴が目立つ!角栓ができる原因や防ぐ方法を解説
ムダ毛の自己処理によるポツポツ毛穴
カミソリによる剃毛は、自宅で手軽にできる自己処理の方法の一つです。
カミソリは肌表面の毛を処理することはできますが、毛根は皮膚の中に残ってしまい、それが毛穴から見えてしまうことで、黒くポツポツとした状態になってしまいます。
また、カミソリや毛抜きを使って自己処理を行うと、皮膚の表面を傷付け毛穴に細菌が入り込み、炎症を起こすことがあります。
何度も繰り返し炎症が起こることで毛穴まわりに色素沈着が起こり、それが黒っぽく見えているのかもしれません。
ほかにも、カミソリは刃が肌に直接当たるため、皮膚を刺激から守ろうと体が働き、角質が厚く硬くなっていきます。
角質が厚くなると、肌の表面に出るはずだった毛が外に出られなくなり、皮膚の下に埋もれてしまうことがあるのです。
これは「埋没毛」という肌トラブルの一種で、埋もれた毛が皮膚の表面から見えることで、黒いポツポツの原因となります。
関連記事:背中のムダ毛処理はどうしてる?種類ややり方、ケア方法を紹介
背中の黒ずみ対策におすすめのケア方法
背中の黒ずみは、一度できてしまうとなかなか消えません。
そのため、日常的にしっかりとケアをして、黒ずみができないように対策することが大切です。
ここからは、背中の黒ずみを防ぐのにおすすめのケア方法を紹介します。
肌に優しいソープで丁寧に洗う
背中の毛穴に角栓ができるのを防ぐためにも、汚れや皮脂はその日のうちに洗い流し、肌を清潔に保つようにしましょう。
汚れをしっかり落とすことは大切ですが、一般的なボディソープは洗浄力が高く、本来肌に必要な皮脂までも洗い流してしまう場合もあります。
そのため、肌の潤いを残しながらも低刺激な成分で優しく洗えるのが特徴の「アミノ酸系ソープ」を使うのがおすすめです。
また、黒ずみは擦って取れるものではないため、硬いボディブラシやナイロンタオルでゴシゴシと擦るのは避けてください。
背中を洗うときは、しっかりと泡立てたソープを手に取って、優しく撫でるように洗いましょう。
関連記事:背中の正しい洗い方!手が届かないところはどうするのが正解?
保湿ケアを徹底する
背中は皮脂の分泌量の多い部位ですが、紫外線や摩擦、圧迫など、さまざまな刺激によって乾燥してしまうことがあります。
肌が乾燥すると、水分の蒸発を防ぐために皮脂が過剰に分泌され、角栓ができやすくなります。
特に、脱毛後や入浴後の肌は乾燥しやすいため、クリームや美容液を使ってしっかりと保湿しましょう。
メラニンの生成を抑制する美白※有効成分が配合されたものを使うのがおすすめです。
※メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐ
古い角質は定期的に除去する
背中の肌の表面に古い角質が蓄積すると、手で触ったときにザラつきやゴワつきを感じるようになります。
そのままにしてしまうと角栓が酸化して黒ずみの原因となるため、たまった角質はボディスクラブで定期的にケアを行いましょう。
ボディスクラブは、細かい粒子を利用して、ボディソープでは落としづらい古い角質を取り除くことができます。
さまざまな種類のものが販売されていますが、天然由来の肌に優しい成分で作られたものを選び、力を入れずに手で撫でるようにマッサージするのがポイントです。
また、角質ケアのやりすぎは肌への負担となるため、週2~3回のスペシャルケアとして取り入れましょう。
関連記事:ボディスクラブで背中美人を目指そう!手が届かないときはどうする?
関連記事:気になる黒ずみはボディスクラブでケアしよう!効果や選び方を紹介
日焼け止めをこまめに塗る
背中の黒ずみを防ぐには、日焼け止めをしっかりと塗って紫外線対策をすることも重要です。
特に日差しが強い夏の時期の紫外線は、服を通過して肌にダメージを与えることがあります。
水着姿になるときや背中を露出するファッションを楽しむときはもちろん、背中が開いていない服装のときでも、日焼け止めを塗ってケアしたほうが良いでしょう。長時間外出するときは、こまめに塗り直すと効果的です。
また、日傘を差したり、UVカット加工が施された服を着るのもおすすめです。
背中の黒ずみを防ぐには生活習慣の改善も必要
背中の黒ずみを防ぐためには、丁寧にスキンケアを行うだけではなく、生活習慣を整えることを意識しましょう。
甘いものや脂っこい食事は、皮脂の過剰分泌につながり、毛穴が角栓で詰まりやすくなってしまいます。
また、偏った食事はターンオーバーの乱れを引き起こすため、栄養バランスの良い食事を摂るようにしましょう。
さらに、過度なストレスや睡眠不足も肌にとっては大敵です。
規則正しい生活を送るとともに、適度に運動をする習慣をつけたり、ストレス発散になる趣味を見つけたりなど、ストレスをためない工夫をしてみてください。
背中の黒ずみは正しいケアと生活習慣の見直しで防ごう
背中の黒ずみや角栓による毛穴詰まりは、正しいスキンケアと生活習慣の見直しによって防ぐことができる肌トラブルです。
一度できてしまった黒ずみは消えにくいため、黒ずみを作らないための対策として、毎日のケアを始めてみましょう。
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