気になる黒ずみはボディスクラブでケアしよう!効果や選び方を紹介
2022/09/21
水着や薄着になったときに黒ずみが気になった経験はありませんか?
黒ずみは知らないうちに全身のさまざまな部位にできてしまっています。
しかし、対策方法が分からず放置している方も多いかもしれません。黒ずみには、ボディスクラブによる角質ケアがおすすめです。
この記事では、ボディスクラブが黒ずみに効果的な理由やボディスクラブの選び方について解説していきます。
目次
ボディスクラブが黒ずみに効果的な理由
まずは、ボディスクラブがなぜ黒ずみケアに効果的なのか、理由を紹介します。
厚くなった角質を除去できる
肌の表面に蓄積された角質は、本来、肌の細胞が生まれ変わる仕組みであるターンオーバーで排出されますが、何らかの理由でたまってしまうと角質肥厚を起こします。
角質肥厚の影響で肌のキメが乱れ、毛穴が広がると、皮脂や角質などの汚れが毛穴に詰まりやすくなります。
さらに、その毛穴に詰まった皮脂や角質が酸化すると黒くなってしまうのです。
肌の黒ずみが気になるときにボディスクラブを使った角質ケアを行うことで、古い角質はもちろん、酸化した皮脂や汚れも取り除く効果が期待できます。
また、普段から定期的にボディスクラブでお手入れすれば、古い角質がたまりにくくなり、角質肥厚や毛穴詰まりが防ぎやすくなるでしょう。
ターンオーバーを正常に戻すサポートをする
毛穴が目立つわけではないのに肌が黒ずんでいるときは、メラニンの沈着が起きている可能性があります。
メラニンとは、メラノサイトと呼ばれる色素細胞で生成され、肌の色や髪の毛の色を構成する黒色色素のことです。
通常、ターンオーバーによってメラニンを含んだ細胞も排出されます。
しかし、紫外線や摩擦などによって強いダメージを受けると、肌を守ろうとメラニンが過剰に生成され、ターンオーバーでは排出しきれず蓄積して色素沈着してしまいます。
ほかにも、加齢やストレス、食生活の乱れなどといった理由でターンオーバーが乱れると、排出されなかった古い角質がたまってくすみや黒ずみにつながるのです。
このようなターンオーバーの乱れによる黒ずみは、ボディスクラブでケアすることでメラニンを含んだ角質を取り除くほか、乱れたターンオーバーを正常に促す効果が期待できるでしょう。
また、角質ケアを行った後はまた黒ずみができないように普段から紫外線対策や規則正しい生活を心がけたりすることが大切です。
黒ずみケアにおすすめ!ボディスクラブの選び方
ボディスクラブで黒ずみをケアする場合、どのようなアイテムを選べば良いのか迷う方もいるのではないでしょうか。
続いては、ボディスクラブの選び方とチェックしたいポイントについて紹介します。
粒子の細かいシュガースクラブ
ボディスクラブには、ソルトタイプやシュガータイプなどさまざまな種類が存在しています。
ソルトタイプはその名の通り、ソルト(塩)が使用されたスクラブで、ミネラルが豊富に含まれており、血行促進効果やデトックス効果があるというメリットがあります。
しかし、粒子が大きく肌を傷付けてしまう可能性があるため、乾燥肌や敏感肌の方にはあまり向いていません。
一方、シュガータイプのスクラブは、シュガー(砂糖)が使用されており、保湿力が高いと言われています。
粒子が小さいことで肌への負担が少なく、洗い心地がマイルドであるという特徴があり、しっとりした肌へ導いてくれるので、黒ずみのできた敏感な肌にもおすすめです。
低刺激な天然由来成分配合
黒ずみができてしまった肌は刺激に敏感になっている可能性があるため、優しくお手入れしてあげる必要があります。
植物由来の保湿成分や、天然由来の穀粒などが配合されたボディスクラブなら、肌への刺激が抑えられ、黒ずみケアにぴったりでしょう。
また、アルコールやパラベン、合成香料や着色料など、肌に負担となる成分が配合されていない無添加タイプのスクラブを選ぶことも大切です。
肌を整える有効成分配合
古くなった角質を取り除いてくれるボディスクラブですが、ケアをした後の肌は敏感な状態になっています。
敏感な状態になった肌には、肌荒れやニキビを防ぐ有効成分が配合されたものがおすすめです。
例えば、有効成分にはグリチルリチン酸2Kやグリチルレチン酸ステアリルなどがあり、これらの成分が配合されたボディスクラブは、肌荒れやニキビを防ぎながら、肌に優しく黒ずみケアができるという特徴があります。
使いやすいチューブタイプ
ボディスクラブは、浴室などで濡れた手で使用するケースが多いです。
そのため、ねじって開けるタイプの蓋付き容器の場合は、すべってしまい使いにくいと感じる方もいるのではないでしょうか。
チューブタイプのボディスクラブはワンタッチで開けられるキャップのものもあり、片手でも開けやすく適量を簡単に取り出せるので、より手軽に黒ずみケアができておすすめです。
閉め忘れも起きにくく、浴室に置いたままにしておいても、水が入り込んでしまう可能性が低いでしょう。
使用可能な部位を確認
ボディスクラブは、基本的にはワキから下の全身に使用することができます。
しかし、ボディスクラブの種類によって使用可能な部位は異なるため、事前に確認するようにしましょう。
例えば、かかとやヒジなどの硬くなった角質を除去しやすい粒が大きなスクラブは、より洗浄力が高い分摩擦が大きいので、脚全体や背中全体など広範囲への使用は不向きなケースもあります。
また、顔やデリケートゾーンの黒ずみケアに使用するボディスクラブは、粒子が大きいと肌を傷付けてしまうほか、黒ずみを悪化させてしまうこともあります。
顔・デリケートゾーン兼用のもの、粒子が細かくて低刺激な肌当たりの良いものを選ぶようにしましょう。
関連記事:ボディスクラブを顔に使うのはNG?間違った使い方に注意しよう
黒ずみケアはボディスクラブ+美白クリームでより効果的に
ボディスクラブを使った後の肌は、表面に蓄積された古い角質が取り除かれ、新たな細胞が表面に現れた状態となります。
新しい細胞は水分保持力が下がっており、一時的に乾燥しやすい状態になってしまうのです。
そのまま何もしないと乾燥を招き、黒ずみを悪化させてしまうこともあるので、ボディスクラブを使った黒ずみケアの後は保湿クリームを使ってしっかりと肌に潤いを与えてあげましょう。
保湿クリームのなかでも、保湿成分に加えて美白有効成分が配合された美白※クリームを使うことで、肌を保湿しながらも黒ずみやくすみにアプローチし、より美白※へ導くことができます。
美白※有効成分とは、メラニンの生成を抑えてシミやそばかすを防ぐ成分のことで、一般的には次のようなものがあります。
- トラネキサム酸
- ビタミンC誘導体
- アルブチン
美白※クリームを選ぶ際は、上記のような有効成分が配合されているかチェックするほか、有効成分の効果・効能が認められている「医薬部外品」であればより効率良く美白※ケアができるでしょう。
※メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐ
関連記事:VIO(デリケートゾーン)の美白クリームで黒ずみ対策をしよう!
関連記事:ワキの黒ずみができる原因と対処法、おすすめの美白クリームを紹介
ボディスクラブや美白クリームで黒ずみのない肌を目指そう
肌に黒ずみができる主な原因は、古い角質とともに蓄積されたメラニンの色素沈着です。
ボディスクラブを使ったケアを行い、古い角質を除去することで、毛穴詰まりやくすみなどが軽減され、肌の透明度アップにつながるでしょう。
ただし、脚全体や背中全体、顔やデリケートゾーンに使用する場合は、天然由来の成分や保湿成分が配合された肌に優しいものを選ぶことが大切です。
また、美白※のための有効成分が配合された保湿クリームを併用すると、より黒ずみ改善の効果が期待できるでしょう。
ボディスクラブによる角質ケアと、クリームによる美白※ケアを上手に取り入れながら、黒ずみのない美しい肌を目指してみてはいかがでしょうか。
※メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐ
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